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日本には北海道から九州までオニグルミやヒメグルミが自生していましたが、
腐敗し難く貯蔵性に富むため我が国では 大変に古く縄文時代から食べられていたみたいです。
縄文時代の遺跡から発見されたくるみはDNA鑑定によって、野生種ではなくすでに栽培種であったことが証明されていたようです。
豊臣秀吉の時代には、中国か朝鮮半島からペルシャ系のくるみが持ち込まれました。
朝鮮出兵の時に武士が持ち帰り故郷に植えたのが初めと言う説もあります。
このくるみは日本在来種のヒメグルミやオニグルミと区別して、唐から胡桃・朝鮮胡桃と呼ばれました。
江戸時代に中国からテウチグルミ( カシグルミ )が、明治以降アメリカからペルシャグルミが渡来し栽培されるようになりました。
明治初期、生糸貿易商のアメリカ人、ボアンカレーという人がカルフォルニアからフランケットというカシグルミを持ってきて、
軽井沢の別荘でこの地方の人たちに栽培をすすめた伝えられています。