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最近顔色が良くないあなた、もしかしたら鉄分が足りてないかもしれませんよ?
顔色がくすみ、3~4歳老けてみられる方は要注意です。これは貧血の見られる症状だからです。
皆さんご存知の通り貧血は鉄分の不足によって起こる疾患です。昨日の記事で紹介しましたが、赤血球に含まれるヘモグロビン、これは酸素を運んでくれる重要な物質なのですが鉄分が材料です。
ですので鉄分が不足するとヘモグロビンが作られなくなり全身が酸素不足となり、結果顔色が悪化してしまうのです。
歴史上の偉人達も鉄分不足には悩まされたようです。今回は彼らを少しだけ紹介しましょう。
歴史に名を残すローマ。その帝政期にミラノ勅令を与え、禁止されていたキリスト教を公認したコンスタンティヌス一世は、顔色が蒼白だったことから「緑色王」と呼ばれていたそうです。
どうも彼は鉄欠乏があったらしいと推察されています。
ドイツの哲学者で医師でもあったランゲは、友人への手紙の中で次のように書いています。
「君の長女のアンナは妙齢で求婚者がたくさんいるのにもかかわらず病気で断っているようだ。
ある医者は心臓病、別の医者は呼吸困難、また他の医者はヒステリーといっているようだ。 娘さんのバラ色の頼と唇はいつのまにか失われて蒼白になり、ダンスをすると息切れし、食物をきらい、夕方になるとむくむということだ。
これは乙女の病気、緑病である」
原因が分からずじまいであった彼女の症状も現代では鉄分不足と考えられます。
我が国ではどうだったのでしょうか。
江戸時代から顔色のくすみは鉄欠乏症だと判明していたようですが、残念なことに巷においては単に恋煩いであると考えられていたようです。
文明が進歩した現在、鉄分の不足は顔色が悪化する原因の一つだと判明しました。レバーやホウレンソウなど鉄分の多い食材をしっかり摂り、いつまでもきれいな頬色を保ちたいですね。
当ブログがプッシュしているクルミにも勿論、鉄分が含まれていますよ。