[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
うつ病の予防には、クルミのようなアルファ-リノレン酸を多く含む食物を食べることが役立つようです。
約5万5千人を10年間追跡した研究が、植物油に含まれるn-3脂肪酸のアルファ-リノレン酸の摂取量が増えると、うつ病のリスクが低下することを発見しました。
ハーバード大学公衆衛生大学院のアルバート・アスチェリオ氏らが、The American Journal of Clinical Nutrition誌に掲載されました。
「これまでの研究で、n-3脂肪酸とn-6脂肪酸の食事摂取とうつ病のリスクとの関連が示唆されていますが、この研究は初めて前向き研究でこの関係を調べた」と研究者は述べています。
リノール酸の摂取量で5グループに分けて比較すると、最も少ないグループは、アルファ-リノレン酸の摂取量が1日あたり0.5グラム増加する毎にうつ病のリスクが47%低下。
2番目のグループは38%、3番目または中間のグループは32%低下しました。
しかし4番目と5番目のグループではリスクの低下はみられませんでした。
このn-3脂肪酸のアルファ-リノレン酸とうつ病の関係は、n-6脂肪酸のリノール酸の摂取が少ない女性で強く観られます。