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くるみを摂取すると、動脈が短期的損傷から保護されると判明
飽和脂肪の多い食事に加えてひとつかみの生のくるみを摂取すると、有害な飽和脂肪が動脈にもたらすダメージが抑制されるらしいということが最近の研究で判明しました。
一方、オリーブオイルを加えた場合には同様の血管保護作用はみられません。
この研究はバルセロナ大学のホスピタルクリニコで行われたもので、2006年10月17日号のJournal of the American College of Cardiology(『米国心臓病学会誌』)に発表されています。
「高脂肪の食事を摂ると炎症反応が生じ、動脈の弾力性が低下します。炎症反応によるダメージが繰り返されるとやがて動脈硬化の原因となり、これが心臓疾患につながると考えられます。
われわれの最新の研究でくるみの摂取が動脈の弾力性を保つ助けとなることが判明しました。」
エミリオ・ロス博士試験結果によれば、オリーブオイルもくるみも心臓疾患の前兆となる動脈硬化につながる動脈の炎症や酸化の急発生を抑制しましたが、
動脈の弾力性と柔軟性を守る作用も示したのはくるみを追加した場合だけで、オリーブオイルにはその作用がありませんでした。
くるみには動脈の柔軟性を保つ効果のある“アルギニン”という栄養素が含まれており、抗酸化物質であるメラトニンや、植物性オメガ3脂肪酸の一種であるα-リノレン酸(ALA)も含まれます。
オメガ3脂肪酸が心房細動の予防に役立つことはすでに判明しています。