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くるみは正誤問題の解答率を高める
米国ミシガン州アンドリューズ大学の栄養・健康学科の准教授ピーター・プリビス博士は
「若年層がくるみを摂取したときの認知能力への効果」
に関する研究を率いた。
プリビス博士は学生からなる研究チームとともに、短期集中型で補給するくるみ食は若年層において記憶力、洞察力(直感)、心的状態(気分)や批判的思考能力について、何かしら影響があるかどうかを試験した。
つまり、くるみ食は認知機能を改善させるかということだ。
「我々はくるみを摂取した学生は批判的思考、特に推論的論証能力が改善したことを発見した」
とプリビス博士は述べている。
アンドリューズ大学の学生2群が参加したこの研究では、ともに1日2切れのバナナブレッド : 一方は細かく砕いたくるみ入りのバナナブレッド、もう一方はくるみ無しのバナナブレッドを8週間摂取した。
各学生は短い原稿を読んだ後、5つの文章に対し「正しい、部分的に正しい、間違っている、部分的に間違っている、または判断するのに情報が十分ではない」で答え、「推論的論証能力」が試された。
「くるみを摂取した学生群は、1日当たり1/2カップ(約60g)のくるみを8週間摂取した結果、推論は著しく改善した」
とプリビス博士は述べている。
「くるみによって明らかに批判的思考者になるわけではなく、それにはまだ数年の研究が必要だ。
しかし、批判的思考や意思決定を多く伴う分野に携わる学生や若い専門職は、日常的にくるみを摂取すると効果があるかもしれない」
と、くるみが認知機能に与える影響について理解を深めるのにさらなる研究が必要としながらも、プリビス博士はこう述べている。