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メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満を共通の要因として高血糖、脂質異常、高血圧が引き起こされる状態を指します。
運動不足や食べすぎなど、不健康な生活習慣が原因となって起こると言われています。
それぞれの危険因子が組み合わさると、心疾患など命にかかわる病気になる危険性にもつながっているので、要注意です
メタボリックシンドローム対策には何を食べればいいか
内臓脂肪を防ぐためには、食生活の改善が欠かせません。
バランスのとれた適切な量の食事を心がけ、食事をする時間や食べ方などにも注意し、1日3食規則正しく食べましょう。
また、昔から長寿の人が多いことで知られる地中海沿岸地域の食生活を研究し考案された「地中海食」も、メタボ対策に有用な食事として注目されています。
スペイン、ポルトガル、ギリシャ、イタリアなど、地中海食を日常的にとっている地域では心疾患の発症が少なかったという研究は有名です。
地中海食は、オリーブオイルをベースとして、旬の野菜や魚介類をふんだんに使うのが地中海食の特徴です。
食材の新鮮さを大切にし、素材はできるだけまるごと使い、果物と野菜を中心として、それにくるみなどのナッツ類や豆類、魚を必ず加えています。
一般に高脂肪食は太りやすく、心臓に悪いというイメージがあるが、オリーブ油やナッツ類に関しては、当てはまらないのです。