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アルツハイマー病は、βアミロイド蛋白と呼ばれる異常な蛋白質が脳全般に蓄積するために、脳の神経細胞が脱落・変性する病気です。
そのため、脳の萎縮が進行し、痴呆を示すと考えられてます。
CT、MRIといった画像診断では、比較的早期から側頭葉内側部(海馬領域)の萎縮が目立ってくるといわれています。
進行すると脳全体の萎縮が顕著になります。
かつては45歳頃から出現し、上に述べてあるような脳病変の特徴を示す痴呆のことをアルツハイマー病と呼んでいまいた。
一方,65歳以上の高齢者でも同様の脳病変を示す痴呆があり,これをアルツハイマー型老年期痴呆として区別していました。
しかし、両者には本質的な差異はないことがわかってきたために、最近では両者を合わせてアルツハイマー病と呼んでいるようです。
老年期の痴呆の原因はアルツハイマー病が最も多いとされています。
ですから、アルツハイマー病は、特別な病気ではありません。
年をとれば誰でもかかる可能性のある、脳の老化に関係する病気です。