[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
この研究は米国ウェストバージニア州マーシャル大学ジョーン・C・エドワーズ医学部のエレイン・ハードマン博士(Ph.D.)が行ったもので、
受胎時から離乳期までは母親経由で、その後は餌を直接食べることによって、
くるみを加えた試験群とコーン油を与えた対照群が与える影響を一生にわたって比較しました。
試験で摂取させたくるみの量は、ヒトなら1日約2オンス(約57グラム)に相当しています。
ハードマン博士によると、
試験期間中、受胎時から離乳期までと離乳後の両期間でくるみ食を摂取した試験群が乳がんを発症する率は、対照群の半分未満でした。
そして、腫瘍の個数とサイズもくるみ食の試験群の方が低下しました。
「遺伝子解析によって、マウスとヒトの両方で乳がんと関連する複数の遺伝子の活性が、くるみ食によって変化することが判明しました」
とハードマン博士は説明しています。
博士の研究室は、マウスを使った過去の研究で、移植した乳ガンの増殖がくるみの摂取によって遅延することも発見 されました。