くるみ割り人形
くるみを食べるならくるみ割り人形!
人間が木の実を常食としていたはるか昔から、様々な形状のくるみ割り器が考案されてきました。
ベルヒテスガーデンの1650年の記録には"Nusbeiser"(くるみを噛むもの)という語が残っています。
また、1735年にはテューリンゲン州ゾンネベルクでくるみ噛み人形が作られたとされています。
現在知られているような形式の人形型のくるみ割り器が生まれたのは、1870年代頃で、現在のドイツ、ザクセン州のエルツ山地地方のザイフェンという小さな村でのことであったと言われています。
最初のくるみ割り人形を制作したのは、ヴィルヘルム・フリードリッヒ・フュヒトナーで、このため彼は「くるみ割り人形の父」と呼ばれています。
最初のモデルは消防士、軽騎兵、山林監視官でした。彼のフュヒトナー工房はそれ以降「くるみ割り人形の生家」と見なされ、フュヒトナー工房の人形の箱のみにその一文が明記されています。
フュヒトナー工房では、伝統的デザインのくるみ割り人形を制作し続け、現在に至っています。
くるみ割り人形が無いご家庭ではいきなり刃物で割ろうとすると危険です。
方法としてはフライパンで炙り包丁やマイナスドライバーなどを割れ目差込み、ひねると綺麗に割れますよ。
是非試してみてください!
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