くるみの栽培
日本では北海道から九州まで、ヒメグルミやオニグルミが自生しており、昔から食用にされていました。
江戸時代に中国よりテウチグルミ(カシグルミ)が、明治以降アメリカよりペルシャグルミが渡来し、栽培されるようになりました。
栽培に適した長野県では特に力をいれ、外来2種の交配から、新たに殻が薄く収量の多い「信濃クルミ」という優良品種を作りました。
その信濃クルミの新品種は、ほとんど東御市で作り出されたものです。
現在国内での栽培は信濃クルミとカシグルミが主で、長野県と東北地方で栽培されており、特に東御市を中心に東信地区はクルミの全国生産量の32%を占める一大生産地となっています。
東御市のクルミ栽培の歴史は、日本のクルミ栽培の歴史となっています。
但し、各地の料理、菓子などには、脂肪に富んだ上品な風味のヒメグルミやオニグルミもたくさん使われ、青森、岩手では栽培出荷もされています。
胡桃の名称はその果実が、「クルクルと転がる実」という意味から名づけられたようですよ!
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